サラリーマンが好きなことを仕事にするための5つのステップ

世の中には「好きなことを仕事にしよう」
「自分らしい仕事をしよう」といったメッセージがあふれています。

実際、自分の好きなことを仕事にして、
幸せで豊かな人生を過ごしている人たちはたくさんいます。

その一方で、「好きなことを仕事にするなんて、できっこない」とか
「好きなことはお金にならない」などということも言われます。

確かに、「好きなことを仕事にする」のは
簡単ではないかもしれません。

例えば、単に「雑貨が好き」だからという理由で
「雑貨屋さんを開く」などという安易な発想では、
「仕事」として成り立たない可能性が大きいのです。

ですから、好きなことを単なる「趣味」ではなく
「仕事」というステージに持っていくには、
きちんとしたステプを踏むが必要なのです。

しかし、メリットとデメリットを知り、
「仕事」にするために正しい知識を身につけ、
努力や下準備をすることで
「好き」を「仕事」にすることは誰でも実現可能なのです。

この記事では、サラリーマンが好きなことを仕事にして、
幸せな人生を手に入れるために踏むべきステップを

5つの段階に分けて順番に解説していきます。

1. 「好き」を仕事にする4つのメリット、4つのデメリットを知る

好きなことを仕事にするための最初のステップは、
そのメリットとデメリットを予め抑えておくことでです。

そうすることで、理想と現実のギャップを少なくすることができます。

1-1. 「好き」を仕事にする4つのメリット

1-1-1. 自分に自信がつく

「好き」を仕事にするということは、
世間的な常識や視線とは別の、
自分自身が心の底から幸せを感じることができる
仕事をするということでもあります。

こういったことを毎日感じることができれば、
自分の人生により価値を見出すことができ、
自然と自信に満ちてくるのです。

1-1-2. 高いモチベーションを持って毎日を過ごすことができる

「好き」なことを仕事にするということは、
「しなければならない」という外発的な動機ではなく、
「したい」という内発的な動機に基づくものです。

この内発的な動機こそが、
モチベーションの源泉となるのです。

外部の人間からは大変そうに見えても、
本人は楽しいが故に、
それほど苦労も感じていないという場合が多くあります。

1-1-3. 夢を叶えることのできる確率が高くなる

好きなことを仕事にしそれに毎日携わるということは、
自分の夢の実現に向けて一歩一歩前進しているということです。

これを継続すれば当然、
夢へと近づくことができるようになります。

1-1-4. 同じ価値観を共有できる人とつながることができる

好きなことをして毎日活き活きと活動していれば、
やがてそれに共感してくれる人が集まってきます。

こうして集まった価値観を共有できる人たちとは、
いずれ仕事を協力して行うことができるかもしれません。

1-2. 「好き」を仕事にする4つのデメリット

好きなことを仕事にするには、当然リスクも伴います。

うまくいかなかった場合の自己責任と覚悟が必要です。

1-2-1. 収入が極端に下がる可能性もある

好きなことを仕事にして、
自分で独立をしようとしている場合には注意が必要です。

なぜなら、「好き」=「趣味」の程度で
それを仕事にしようとしても、
お金に変換する知識を持っていなければ
収入に結びつかないからです。

多くの場合、
「好きなこと」を「お金に変換する」知識や
術について学んでいないという理由から、
仕事として成り立たず諦めなければならないということがあります。

1-2-2. 嫌いになってしまう可能性がある

大好きなものほど、
飽きたときや何かの拍子に嫌いになったときの
反動は大きいものです。

また成果が出なければ周囲の人間からも
評価されることがありません。

そうすると、好きだったことが
どんどん面白くなくなっていきます。

長年趣味としていたことを仕事にした途端、
嫌いになってしまうというのはとても悲しいことです。

1-2-3. 理想と現実のジレンマが発生する可能性がある

好きなことを仕事にしたときに一番多いのは
「思い描いていた世界と違った」ということです。

やりたいことができなかったり、
自分の細かいこだわりが通用しなかったりする
可能性もあります。

自分の好きなことをねじ曲げてでも
責任や義務を果たす必要に迫られた場合、
理想と現実のギャップに苦しむ可能性もあります。

1-2-4. 同業の天才に出会い落ち込む可能性がある

好きでもない仕事をしているときには
気にも留めなかった「他者」の存在が
気になり始めます。

特に、自分と同じ分野で活躍する
天才を目の当たりにしたときには、
自分の能力のなさに無力感や絶望感を
味わうことになるかもしれません。

「好き」であるだけに、
「他人に負けたくない」という心理が、
逆にマイナスの効果を発揮することもあるのです。

2. 「好き」を仕事にするためのマインドセットを持つ

好きなことを仕事にして生きていく人生に
するための2番目のステップは「心構え」を持つことです。

2-1. 「趣味」から「仕事」へステージアップさせる覚悟を持つ

本来「趣味」とは、自分の満足のために行うもので、
特に誰かの役に立つためのものではありません。

意味がなくてもやりたいと思うから趣味な訳です。

同じ対象でも、お金を払ってやっていた趣味と、
お金を貰ってやる仕事ではその内容は大きく異なり、
あなたがあなたの人生を生きるには、
あなた自身の「好き」をはっきりさせる必要があるのです。

「好き」を「趣味」から「仕事」へと
ステージをアップさせるわけですから、
世の中の役に立ち且つ利益を生み出していくという
覚悟が必要になります。

2-2. 「好きなことはお金にならない」という先入観を捨てる

「好きなことを仕事にできない」という一番の理由は、
「それだけでは食べていけない」という先入観です。

これまで会社などで誰かから指示されたものをこなす
という仕事しかしてこなかった場合、
知識や術を持っていないので、
「好きなことをお金に換える」ということを想像できません。

そのため、好きなことや得意なことを
仕事にできない理由を探してばかりいないで、
いかに仕事としてやるかということに
フォーカスして考えてみることも重要です。

2-3. 「好きなことを仕事にしている人はほんの一握り」という先入観を捨てる

会社に所属して仕事をしていると、
周りの人たちも同様に、
会社で仕事をしている人たちばかりになってしまいます。

同時に、好きなことを仕事にして生きている人に
出会う機会というのは意外に少ないものです。

そのため、好きなことを仕事にして生きていく
人生というイメージが湧きにくいものです。

しかし自分たちの周りには少ないだけで、
実は世の中には好きなことを仕事にして
活躍している人たちはたくさん存在するのです。

好きを仕事にして幸せに過ごしている人を見つけて話を聞いたりして、
そういった人たちを身近に感じることで、
自分もそうなれる可能性があるということを認識しましょう。

3. 自分の本質を知り、自己表現する分野を決める

好きなことを仕事にする上で最も大切なのが
「自分を知る」ということです。

多くの場合「好きなことがわからない」ことが原因で
「何をすればいいかわからない」という状態に陥ります。

また、好きなことを仕事にしたはずなのに
本当にやりたいことができていない、
という理想と現実のギャップに苦しむケースもあります。

どちらの場合も、
自分の「本質」を理解していないために起こることです。

「仕事」とは「自己表現」の場です。

どのように自分を表現したいのかという切り口から
自分を見つめ直し、棚卸しをしてみましょう。

3-1. 「好き」を見つける

好きなことを仕事にする上で最も重要なポイントは、
「世間体がいいから」「周りの人間が勧めるから」
という動機ではなく、
自分に合っているかどうかです。

常識や他人の意見にに基づいた考えが
必ずしも正しいとは限らないのです。

3-1-1. 「名詞」ではなく「動詞」で考える

自分は「何をするのが好きなのか」を考えることです。

例えば、読書が好きだという理由で作家になろうとしても、
本を読むことと、創り出すことは全く性質の異なる作業です。

作家に求められるのは、
出来上がったものを楽しむことではなく、
ゼロをイチにする作業で、
その作者が人や物事にどのように接してきたかが問われる、
表現活動なのです。

3-1-2. 「嫌い」をリストアップする

好きなことをハッキリさせるには、
「嫌いなこと」をリストアップするという方法も有効です。

「人生でこれだけはやりたくない」
ということを紙に書き出すのです。

「やりたいこと」ばかりに気をとられると、
仕事の表面的な華やかさに眼を奪われて
本質を捉えづらくなり、
潜在的にあなたの中にある嫌いなものに気づけなくなるのです。

「やりたくないこと」を検証することによって、
今のあなたをカタチづくっている
潜在的な価値観を掘り起こすことができ、
あなたが本当にやりたいことは何なのか
深い洞察で検証することができるようになります。

3-2. 「好き」に隠された「得意」を見つける

「好きなこと」と「得意なこと」は
似ているようで違います。

好きとは「誰に命令されなくとも、
体が勝手に動く創造行為」であり、

得意とは「自分にとって好き・嫌いはあるが、
特に辛いと感じない作業」のことです。

得意は、「自分の中にある強み」とも
置き換えることもできます。

3-3. 世の中のニーズを知る

仕事とは、誰かを「喜ばす」
もしくは誰かの「悩みを解決する」ということです。

いくら自分が好きなことをやっていても、
それが他の誰かの役に立っていないのならば、
それはアートか自己満足のどちらかでしょう。

お客様が今、どんな悩みや欲求を持っているのか探り、
それを行って喜んでくれる人がいるかどうか、
「お客様の立場」になって考えてみましょう。

3-4. 「好き」「得意」「世界のニーズ」の三点が重なる部分をあなたの「仕事」にする

好きなことを仕事にする場合最大の問題は、
お客様があなたの好きなことに対し、
「お金を払うか」という点です。

好きなことを仕事にしても儲からない理由は、
「自分の好きな作業」がお客様にとっての
「悩み」を解決しないからです。

自分の好きな仕事がお客様の悩みを解決できるなら、
きちんとした商売になり、仕事にもなります。

「好き」×「得意」×「世界のニーズ」

この三点が重なる部分が、
あなたが仕事にすべきことです。

4. 「好き」を仕事にするためのビジネスモデルを考える 

自分の本質を理解し、
仕事にするべき分野が決まったら、
次は「仕事」として利益が生み出せるような
ビジネスモデルを構築する必要があります。

4-1. 「趣味」から「仕事」にステージアップできない最大の理由とは?

実は、「趣味」と「仕事」の最大の違いは、
このビジネスモデルを構築できるかどうかにあります。

いくら提供するサービスが優れていたとしても、
利益を生みながら継続できないようでは
趣味の領域を脱することはできません。

よくありがちなのが、
「人に癒しを与えるのが得意」という理由で
「セラピスト」という形態を安易に選んでしまったばかりに、
巷にあふれるセラピストとの差別化ができず
仕事として成り立たないケースです。

ビジネスモデル=表現方法と言ってもいいでしょう。

同じ「好き」をサービスとして表現するにしても、
その表現方法は必ずしも一つとは決まっていないのです。

4-2. 「好き」を仕事にするための10のビジネスモデル

上記では、好きなことを「趣味」の領域から
「仕事」のステージへ引き上げるためには、
表現方法=ビジネスモデルが重要なことを述べました。

では、一つの「好き」なことに対し、
どんな表現方法があるのでしょうか。

本田健さんは「ライフワークで豊かに生きる」の中で、
仕事のモデルを次のように10個挙げておられます。

1、好きなことをする
2、好きなことを書く
3、好きなことを人に話す
4、好きなことをグッズにする
5、好きなものを売る
6、好きなことを広める
7、好きなことを教える
8、好きなことを組み合わせる
9、好きなことをプロデュースする
10、好きなことをする人にサービスを提供する

このように、
「好き」をどのように表現するのかという点について、
一つの表現の型に固執するのではなく、
好きなことの周囲には様々な表現方法がある
ということを覚えておきましょう。

このように考えると、
好きなことを仕事にする際には、
「何を」するかということにばかり
気をとられてしまいがちですが、
むしろ大切なのは「どのように表現するか」と言えます。

5. まとめ

「好き」という感情はとても素晴らしいものです。

自分がその対象が好きな理由をわかっていようと、いまいと、
その「好き」という感覚を大切にすることで
あなたの在り方が定まってくる筈です。

もし、あなたがその対象をやることで、
見ている周囲まで喜ばせ、
楽しませることができていれば
その対象こそがあなたの使命と言えます。

好きなことをするからこそ、
誰よりも懸命に働けるのであり、
懸命に働くからこそ、
人を喜ばせることができるのであり、
人を喜ばせるからこそ、
精神的にも物質的にも豊かさを手に入れることができるのです。

あなたが心から好きなこと、
人の喜ぶことを仕事にして、
周囲から感謝を得ながら仕事に打ち込むことができれば、
あなたらしい豊かな人生を手に入れることができるでしょう。

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