どもー。
昨日ね、
ホントのぼく、デビューしましたよ。
何かっていうとね、
コンタクトレンズを買い足しに
行ってきたってことなんですが。
ぼくは、
コンタクトかメガネ無しには
生きられないくらいの
かなりのド近眼です。
それはどれくらいかっていうと、
顔から30センチ離れた
新聞の文字が全て
アラビア文字に見えちゃうくらい。
夏はやっぱり、
コンタクトの方がいいです。
メガネだと鼻の上に汗かいて、
すぐにズリ落ちてきちゃうから。
■「ホントの私 デビュー!」
って知ってますか?
メガネっ子女子が、
コンタクトに変えて
スッキリ、パッチリお目めで
さわやかに笑ってる、
某コンタクトレンズメーカーの
CMです。
あれって、
「メガネをかけたせいで、
小さく見える目の、
モヤモヤ表情の、
現在の私」 が
「コンタクトにすることで、
視界を遮るものがない、
パッチリお目めで
スッキリ表情だったころの、
素の私」 を
「取り戻した」っていう
ストーリーなんですね。
ということで
ぼくが買ったのは、
視界がクリアで裸眼だったころの
「過去の自分」ってことに
なるわけなんですね。
■実は、
ぼくらが普段消費しているモノ(物語)
って大きく2つに分けられるんです。
◎(美化された)過去を取り戻すモノ
か
◎新しい価値観やライフスタイル
なのか。
前者は、
化粧品や美容、レーシック等に
代表されるモノで、
昨日のコンタクトレンズなんかも
そうですよね。
何らかの問題解決と
言ってもいいかもしれませんね。
後者は、
スマホや家電、雑貨に代表される
新しいライフスタイルや流行を
「いいなあ」って思って、
それにまつわるモノを消費すること。
ある種「ムダなもの」といっても
いいかもしれませんね。
ネイルとか、つけまとか
やらなくても死なないわけで。
■ぼくらはモノが
溢れている時代に生きています。
生活必需品なんかは、
もうある意味で「必要とされな」く
なってきているわけですね。
だから、
これから世の中に
「必要とされる」「価値を生める」
人間になることを考えたら、
やっぱりこういう仕組みを
意識しないわけにはいかないわけで。
そして、
そんな人間になるための
「めちゃモテ方程式」
みないなものがある としたら
自分が提供していくのは前者なのか、
後者のタイプなのかっていうことを
考えるのって大事だと思うんですよね。
じゃあ
そのためには、
「今、自分はどっちの物語を
消費しようとしているんだろう?」
っていう意識でいると
また違った視点で世界が見えてきて、
おもしろいと思うんですよね。